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  • あせも<夏の子供の肌トラブル>

    監修:たつた皮フ科クリニック
    立田 朋子先生

夏場は、気温や湿度が高くあせもなどの肌トラブルにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
特に汗を多くかく子供には、しっかりあせも対策をしてあげたいですよね。
今回は、あせもの原因から、予防、対策までを、たつた皮フ科 院長 立田 朋子先生に伺いました。



夏に多い子供の肌トラブルは?

夏は様々な小児特有の肌トラブルが増えます。
あせも、おむつかぶれ、乳児湿疹、小児アトピー性皮膚炎、乳児脂漏性皮膚炎、とびひ、ニキビ、尋常性疣贅(いぼ)、伝染性軟属腫(みずいぼ)など、いろいろな症状での来院が増えます。
特にあせもは、夏の肌トラブルのトップクラスです。
子供の肌はとても敏感で、小さなトラブルでも急激に悪化することがあるので注意しましょう。


あせもはなぜできるの?

汗が蒸発しにくい環境で多量に汗をかくことで、汗管での汗の通過が滞り、汗管内に汗が貯留して周囲組織に漏れ出ます。
それにより、水ぶくれ、炎症による痒み、痒みを伴う赤いブツブツが出来ます。
特に乳幼児は体表面積当たりの汗腺密度が高く、動きが激しいため、汗をかきやすくあせもができやすいので注意が必要です。


あせもに気を付けたほうがいい時期は?

最近は、気温が高い時期が長いため、あせもになりやすい時期も長期化しています。
6月半ばから9月まではあせもに注意が必要です。


あせもの特徴

症状により、3タイプに分かれます。

水晶様汗疹
(すいしょうようかんしん)
小さな白っぽい水ぶくれが出来きます。炎症はなく、痒みなどの自覚症状はありません。
紅色汗疹
(こうしょくかんしん)
赤い丘疹が生じ、痒みや、ヒリヒリとした軽い痛みを伴います。「あせも」の症状として多くの人がイメージするのがこのタイプです。
深在性汗疹
(しんざいせいかんしん)
皮膚が部分的に盛り上がって、その部分が汗をかけなくなります。亜熱帯地方に多く、日本ではあまり見られません。

あせも・湿疹・アレルギーの見分け方

「赤いプツプツ」という症状だけでは、見分けがつきにくい時がありますよね。

あせもは、径1~3mmほどの丘疹で、夏に多く、高温多湿化の環境で生ずるのに対し、 湿疹は丘疹だけではなく、紅斑、膿疱、落屑、湿潤、苔癬化(たいせんか)など様々な症状を同時に有し、皮膚科の患者さんの1/3以上を占めます。
アレルギーは、食べ物や花粉など私たちの体に害を及ぼさないものに対して敵とみなし、過剰に反応して攻撃をする結果、逆にマイナスの症状を引き起こすことを言います。アナフィラキシーショックもアレルギーに入ります。
かゆみがひどい時や、急な症状の変化などがある場合は、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。


あせもの治療について

水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)は特別な治療を行わなくても2、3日で症状が治まります。
紅色汗疹(こうしょくかんしん)には消炎と鎮痒の目的でステロイド外用薬を使用します。
細菌感染が加わっている場合は、抗生剤を内服することもあります。


あせもがうつることはある?

あせもはうつりませんが、とびひになるとうつることがあります。
あせもをかきむしったところに細菌が感染すると、伝染性膿痂疹、多発性汗腺膿瘍を併発することもあります。

抗菌薬での治療が必要な場合もあるので、ひどくなる前に早めに受診しましょう。
傷が乾くまでは浴槽やプールに入るのは控えてください。


あせもでかゆみがひどい時、自宅でもできる応急処置はありますか?

ひどい痒みでお子様がかきむしっているのを見るのは、つらいものですよね。

私がおすすめする応急処置は、汗を流して痒みの原因を取り除いてあげること。
できればシャワーで洗い流してあげるとよいですが、それが難しければ、タオルを暖かめのお湯で濡らし、ゆるく絞ってから体を拭いてあげましょう。その後に硬く絞ったタオルで水けを拭き取ってあげるといいでしょう。
さらにその後、幹部を冷やしてあげるのも一時的な痒みを抑えるためにおすすめです。
痒みが長引く場合は、早めに皮膚科で受診することをおすすめします。


先生おすすめのあせも予防

皮膚症状の治療を行いながら日頃の発汗を促し、大量の汗をかいた場合はシャワーを浴び、汗を流すことを心がけましょう。

また、こまめな着替えをさせるとよいでしょう。
衣類・下着・寝具は、通気性・吸湿性に優れた木綿素材がおすすめです。

また、意外に思われるかもしれませんがシャワーの後は、保湿のクリームなどですぐに保湿ケアをしましょう。きちんとスキンケアをして、肌を乾燥から防ぐことで、角層のバリア機能をサポートし、あせもができにくくなります。

室内で過ごす際は、風通しをよくし、室温20~24℃、湿度50~60%位を目安に、涼しい環境を作るとよいでしょう。

ただ、ずっと涼しい室内ばかりで過ごしていると汗腺が活発化しません。
人は汗をかくことで体温調節をしているので、汗をかくことはとても重要なことでもあります。適度に屋外で汗をかく練習も必要です。

  • 監修:たつた皮フ科クリニック立田 朋子先生

    愛知医科大学医学部 卒業
    日本皮膚科学会 日本美容皮膚科学会 日本東洋医学会 日本抗加齢医学会

    当院は2015年5月に開院し、一般皮膚科および美容皮膚科の診療を行っております。 私自身、思春期にアトピー性皮膚炎を患い、様々な治療を行い、ようやく改善した経験がございます。
    そのため様々な皮膚のトラブルを抱えていらっしゃる方の気持ちに寄り添い、治療していきたいと強く思っております。
    体の外側からだけではなく、内側からのアプローチによる治療も行ってまいります。
    また、大学病院や総合病院との連携体制も整っておりますので、より高度な治療が必要と判断した場合や入院が必要な場合は適切に迅速に対応をしておりますのでご安心ください。
    美容皮膚科、アンチエイジングの領域においては、常にアンテナをはり、新しい知識・施術を取り入れ、機器の導入も積極的に行っていきたいと思っております。
    お肌の疾患はいろいろな原因で発症いたします。
    患者様個々のお肌に合わせて常に最善の医療の提供に努め、患者様に満足していただけるようスタッフ一同誠心誠意努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    たつた皮フ科クリニック (皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科)
    〒 433-8113
    静岡県浜松市中区小豆餅2-16-25
    053-414-1112


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