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医師に聞く明るい印象の肌のつくりかた

透明感のカギは保湿だった?


肌に透明感があると明るい印象や若々しい印象をもたらしますよね。今日はそんな透明感のカギを医師 戸佐 眞弓 先生にお伺いしました。

1.透明感は理想の肌

女性3,600人に行った調査によると、スキンケア製品を通じて「透明感のある肌になりたい」と答えた人は2番目に多いという結果に。さらにより敏感な肌の方ほど透明感のある肌を目指しているということがわかりました。

透明感は理想の肌

2. 透明感のある肌とは?

透明感のある肌とはどのような肌を指すのでしょうか。

透明感=白い肌と思われがちですが、実は大切なのは肌の色ではなく「肌のキメ」です。

キメとは肌表面に刻み込まれた細かな紋様のように見える凹凸のことでキメが整った肌とは、肌表面がなめらかな状態です。そのような肌においては、肌内部へ入射する光が多く、また散乱して再び戻る光も多いため、透明感のある肌に見えます。さらに散乱する光が均一で美しいことも肌に透明感をもたらします。(下図)

透明感のある肌とは?
一方、キメが乱れている肌とは表面の角質細胞が乱れている状態で、肌表面で光をまばらに散乱します。また、その乱れにより肌内部に入る光の量も少なく、その光もうまく散乱されないことにより、くすんだ透明感のない肌に見えてしまいます。(下図)
くすんだ透明感のない肌
透明感は本来持っている肌の色によるものと考えている方も多いかもしれませんが、実は「肌のキメ」を整えることで透明感のある理想の肌に近づくことができるのです。

3.透明感のカギは保湿

キメが乱れている肌は角質細胞が乱れている状態とお伝えしましたが、「肌のバリア機能」の低下によって引き起こされます。

本来、私たちの肌表面は、角質細胞と呼ばれる細胞がブロック状に積み重なり、角層を形成しバリア機能を果たしています。しかし、この角質細胞がバランスを崩すと肌内部の水分が蒸発しやすくなり、乾燥を引き起こしたり、刺激を受けやすくなったりするためキメの乱れにつながります。

またバリア機能はターンオーバーと相互に大きく関わっています。バリア機能が弱まって起こる炎症や水分が失われることで、正常な角質のターンオーバーが滞り、古くなった角質細胞が肌の表面に堆積することもキメの乱れの原因にもなります。

そして肌のバリア機能を保つために大切なことの一つは「保湿」。バリア機能が低下している状態とは、角質細胞のバランスが崩れ、肌本来のうるおいを保つ力が低下している状態なので、まずはしっかりと保湿することが重要です。肌が敏感になりやすい方はもとからバリア機能が低下しやすい肌なので、より一層保湿を意識しましょう。


4.化粧水でしっかりと保湿を

保湿のために一番重要なのは「化粧水」。乾いている肌にいきなりクリームなどの油性成分を使っても、内部がカラカラで、表面だけベトベトしている状態です。水分保湿をした後、油分を補い乾燥を防ぐことが大切です。


5.正しい化粧水の使い方

最後によく聞かれる“化粧水の使い方”をご紹介します。コットンを使ったり、手を使ったり、パッティングしたり等いろいろな使い方がありますが、敏感肌の方におすすめしたいのは「清潔な手で顔全体をつつみこむようにハンドプレスすること」です。

バリア機能が乱れている敏感肌は髪の毛でさえ刺激になることがあるので手でやさしく肌になじませることが大切です。

洗顔後は肌の水分が蒸発し乾燥しやすい状態なので、なるべく早く化粧水をつけることもポイントです。

また肌に合わない化粧品を使うことはバリア機能の低下にもつながるので、低刺激の製品を選ぶこともおすすめです。


6.乾燥の原因 紫外線にも要注意

一年を通して降り注ぐ紫外線も乾燥の原因になるので毎日日やけ止めを使うことも大切です。最近では低刺激でも紫外線防御力や保湿感の高い日やけ止めもあるので、選ぶ際に参考すると良いでしょう。

医療法人社団 眞弓会 まゆみクリニック 院長 戸佐 眞弓先生
日本形成外科学会専門医
東京女子医科大学卒業 医学博士

女性医師として、自分自身が受けてみたいと思う治療を患者さんに提供することを、ポリシーとしております。特に、エイジング、スキンケアといった点について形成外科、皮膚科の両面から取り組み、個々の患者さんにとってベストな治療を選択し行っています。これからの高齢化社会のなかで、男女を問わずいくつになっても若々しく、綺麗でいたいと思う姿勢が大切だと思っておりますので、綺麗で、楽しく歳を重ねていくための最新の治療を提供していきます。
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