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パンテノールがもつ4つの美容効果!
おすすめの取り入れ方や敏感肌への使用は?

パンテノールがもつ4つの美容効果!おすすめの取り入れ方や敏感肌への使用は?

パンテノールはビタミンB群の1種。肌をはじめ髪や爪へのさまざまな美容効果があり、実は皮膚科医も注目する、ネクストトレンドの美容成分とも言われています! そんな注目成分であるパンテノールとはどんな成分なのか、期待できる美容効果やおすすめの取り入れ方を解説。気になる安全性や他の成分との併用についても紹介します。

パンテノールとは?

パンテノールとは、ビタミンB群のパントテン酸(ビタミンB5)に由来する成分です。「プロビタミンB5」とも呼ばれ、体内に取り込まれるとパントテン酸に変わります。

パントテン酸はさまざまな食品に含まれる水溶性ビタミンで、皮膚や毛髪を健やかに保つ働きがあります。パンテノールのほうがパントテン酸よりも安定性があり、皮膚や毛髪に浸透しやすいことから、スキンケアやヘアケア用品に使用されています。

パンテノールに期待できる4つの美容効果

パンテノール配合のケア用品は、次のようなときにおすすめです。

  • 肌の乾燥が気になる
  • 肌荒れやかゆみがある
  • 髪がパサつく
  • 爪が割れやすい

パンテノールの効果を詳しく紹介します。

①保湿作用

パンテノールは保湿力に優れ、肌のうるおいを保ちながらキメを整える効果があります。これは、パンテノールがもつ吸湿性により水分蒸散量が低下し、皮膚が柔軟になるためです。

またパンテノールを取り込み、体内でパントテン酸になると、コラーゲン合成作用が期待できます。コラーゲンは肌の奥(真皮)を構成する線維状のたんぱく質で、肌のハリや弾力を担っています。ある研究では、体内のパントテン酸の量が減少すると、コラーゲンの前駆体(プロコラーゲン)の合成が減少することが報告されています[1]。

またパンテノールは髪や爪などの乾燥も防ぎ、柔軟性を保ちます。

[1] Daisaku Kobayashi, et al. The effect of pantothenic acid deficiency on keratinocyte proliferation and the synthesis of keratinocyte growth factor and collagen in fibroblasts, J Pharmacol Sci 2011; 115(2): 230-4

②抗炎症作用

②抗炎症作用

パンテノールは、優れた抗炎症作用があることでも知られています。皮膚に起きた炎症をやわらげて鎮静化し、かゆみを軽減する効果があります。

③皮膚の修復促進

③皮膚の修復促進

パンテノールはターンオーバー(皮膚の新陳代謝)を促進し、乾燥した皮膚の修復を助ける働きがあります。ターンオーバーが順調になると、うるおいのある角質層がはぐくまれ、バリア機能が高まります。それにより、紫外線や花粉など外部刺激の影響を受けにくい、健やかな肌が保たれます。

※パンテノールは医薬品成分でもあり、傷の治療薬にも配合されています。しかし化粧品とは配合量が異なりますので、用法・容量を守って正しく使いましょう。

④美髪サポート

毛髪の保湿効果により、毛髪の損傷や枝毛の発生を抑える効果も期待できます。またパントテノールが頭皮に浸透しパントテン酸に変わると、毛母細胞を活性化。これによりハリ・コシのある髪をはぐくみます。

パンテノールのおすすめの取り入れ方

パンテノールのおすすめの取り入れ方

さまざまな効果が期待できるパンテノールは、化粧品の成分として広く利用されています。スキンケアやヘアケア、ネイルケアのほか、食事から取り入れる方法も紹介します。

【スキンケア化粧品】しっとり・なめらか肌に

パンテノールには優れた肌の保湿作用と抗炎症作用、修復促進作用があるため、まずはスキンケアで取り入れるのがおすすめ。化粧水や乳液、クリームなどの基礎化粧品から、パック、フェイスマスクなどさまざまなスキンケア製品に使用されています

保湿作用により乾燥を防ぎ、うるおいのあるなめらかな肌に。抗炎症作用と修復作用により肌荒れを整えて、赤みを低減します。またターンオーバーを促進しバリア機能を高めるので、敏感肌のケアにもぴったり。外部刺激を受けにくい、健やかな肌をはぐくみます。

フェイスケアだけではなく、ボディケア、ハンドケアにもおすすめです。

【その他のケア製品】髪と爪にもうるおいを

パンテノールは、ヘアケアやネイルケア製品にも使用されています。

<シャンプー・トリートメント・コンディショナーなど>
髪にうるおいとツヤがほしい、枝毛や切れ毛が気になる、毛髪の健康を保ちたい、などのお悩みにおすすめ。頭皮も保湿するため、乾燥によるフケの低減にも効果的です。

<爪の美容液>
爪をやわらかくして水分量を保持し、ひび割れや亀裂を軽減。爪を美しく保つのにも効果的です。パンテノール配合のネイルコート製品もあります。

【食事】内側からケア

パンテノールは食品としての使用は認められていないので、パントテン酸からとるとよいでしょう。パントテン酸は肉類や豆類、野菜など幅広い食品に含まれています

<パントテン酸を多く含む食品の例>
卵・レバー・キャベツ・カリフラワー・トマト・大豆・インゲン豆など

パントテン酸は水溶性ビタミンなので、生食やスープ料理がおすすめです。熱で分解されやすいため、加熱時間は短めにしましょう。

パンテノールに関するQ&A

パンテノールは肌や毛髪に良い成分ですが、安全性や刺激性などが気になるところですよね。他の美容成分との併用についても確認しておきましょう。

パンテノールの安全性は?

パンテノールは化粧品や医薬部外品において、長年にわたり使用実績のある成分。国内では洗い流す製品を除き、配合量の上限が設定されています。通常使用下においては、安全性に問題はないと考えられます。

またパントテン酸を含む食品をたくさん食べたとしても、水溶性ビタミンなので過剰分は尿として体外へ排出されます。

パンテノールは敏感肌に使える?

パンテノールは、肌に対して穏やかで刺激が少なく、皮膚に対するアレルギー反応も少ない成分です。そのため、敏感肌に対しても比較的安全に使用できます。

パンテノールとの併用で効果的な成分は?

化粧品や医薬部外品において、パンテノールとの併用が禁止されている成分は報告されていません。

いま注目されているのは、パンテノールとCICA成分を一緒に配合したスキンケア。CICA成分にもパンテノール同様に抗炎症作用があるので、相互サポートが期待できます。CICA成分にパンテノールの保湿効果が重なることで、うるおいを与えながら肌荒れの予防もできるでしょう。

CICA成分の特徴や詳しい効果については「話題の成分CICA(シカ)を徹底解説!有用成分と効果、おすすめアイテムも」の記事をご覧ください。

保湿効果に優れるパンテノールは敏感肌にも使える成分!

ビタミンB5(パントテン酸)に由来するパンテノールは、肌の保湿や抗炎症作用だけではなく、毛髪や爪のケアにも有効な成分です。安全性が高く低刺激なので、敏感肌向けのスキンケア製品にも使われています。パンテノール配合の製品でケアをして、健やかな美肌を目指してみませんか?

ラ ロッシュ ポゼ アンバサダー
皮膚科医 友利新先生

現在、都内2か所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・TVなどで展開中。
美と健康に関する著書も多数。

友利新先生
友利新先生

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皮膚科医 友利新先生

現在、都内2か所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・TVなどで展開中。
美と健康に関する著書も多数。

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